Financial Academia

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Airbnbの今後

 

現代の流行りの「シェアリングエコノミー」

 

 

 

 

その中でも、今最も話題性のある「Airbnb

 

 

 

 

ご存じの方も多いと思います。

 

 

 

実は私も、不動産投資の新たな手法になるのでは、と思い、去年初旬より運営をスタートしました。結果、率直の感想としては、「まぁまぁかな」といったところです。

 

 

 

 

まず、この1年で供給過多の傾向が強くなってきました。どんなビジネスも、需要と供給の動向を常にチェックすることは当たり前ですが、需要(=外国人観光客)については、毎年過去最高を更新している状況であります。今後も、円安や政府のプロモーション、新興国での中間層での増加、LCCなどの路線の整備等、プラス要因が多いため、需要については、特段の問題は無いかと思っています。問題は、供給量の増加です。

 

 

 

 

今日、東京都や京都を中心に至ることろでAirbnbセミナーが開かれています。やたらと高額なセミナー料金ですが、人気どころは常に満席ですね。要は、それくらい「ホスト」としてAirbnbビジネスに参入したがっている層が多い、というわけです。

 

 

 

 

実際に、Airbnbのサイトを見てみると、確かにここ1年くらいで、その数は非常に増えました。同時に、利益の出ている物件と、そうでない物件とがハッキリと分かれました。供給が需要を上回ってしまったのですね。

 

 

 

 

 

もちろん、これは旅行者を対象にしているビジネスなので、時期により大きく需要は変動します。桜が咲く4月初旬を始め、気候的にも過ごしやすい5月、そして年末年始などは、ハイシーズンとなります。この記事を書いている1月においては、年末年始のハイシーズンとなりますね。来月以降の2月、3月においては、閑散期となります。

 

 

 

 

ハイシーズンにおいては、質の悪い物件においても、予約が埋まります。重要なのは、閑散期にどれだけ人を呼び込めるか、です。今、閑散期に人を呼び込めず、赤字を垂れ流している物件が非常に多いのです。

 

 

 

 

物件を用意するのに、少なくとも敷金や礼金、クリーニング費用に加えて、毎月のランニングコストがかかります。問い合わせ対応や清掃を外注するのであれば、その費用もかかってきます。ですから、このビジネスを行う以上、毎月の利益を確保し、金額ベースで少なくとも、物件にも寄りますが10万円以上の利益を残してくことが求められると思っています(1物件あたり)。

 

 

 

 

これを達成するために、1ヶ月が30日だとすると、少なくとも半分の15日くらいの予約を取る必要があります。それができていない物件が、今非常に多いんですね。

 

 

 

 

いくら外国人観光客が増えている、とはいえ、結局第一優先となるのは民泊ではなくてホテルです。誰でも、お金などの条件が合うのであれば、民泊でなくてホテルが良いですよね。確かに需要、すなわち観光客は増加しているのですが、観光客のうち、どれくらいの割合が民泊を希望しているのかは未知数です。

 

 

 

 

これからこのビジネスを始めたい、もしくは現在行っているAirbnb事業を強化していきたいのであれば、「閑散期でも人が入る物件」でなけれいけません。

 

 

 

 

今後は我々個人での事業に加えて、大手も参入してきます。先日「アパマンビーアンドビー」もニュースになっていましたね。

 

 

 

 

多くの物件の中で、埋もれないように、知恵を絞って工夫していかなければなりません。とはいっても、そんなに難しいことではないんです。結局は旅行なので、人気のあるエリアと、部屋のタイプ、諸条件なんてのは固定されています。そのツボを押さえていれば、そんなに難しいことではないでしょう。

 

 

 

 

気になる方は、メッセージいただければお話しします。変な有料セミナーよりは、よっぽど実践的なお話しができるかと。

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