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Financial Academia

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ホンハイ精密工業とは何者?意外な実態が明らかに―

 

芸能界やスポーツ会、そして先日の日銀マイナス金利と、2016年は年初から大きなニュースが立て続けに発信されています。そして今日、また大きなニュースがありました。日本を代表する企業、シャープが台湾企業の傘下に入る、という内容です。

 

 

 

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誰もが知っている通り、シャープという企業は日本を、そして世界を代表する家電メーカーであり、今日までの日本経済を牽引してきました。そのシャープが、外資の企業に実質的に買収されます。これは間違いなく、日本の経済史に語り継がれる出来事となるでしょう。

 

 

 

そして、気になるのがシャープが今回傘下に入る、

 

 

 

ホンハイ精密工業

鴻海精密工業股份有限公司、Hon Hai Precision Industry Co., Ltd.) 

 

 

 

という謎の台湾企業です。日本としても、長きに渡って日本経済の支えとなってくれたシャープに対し、何もしなかったわけではありません。政府系ファンドの産業改革機構とメガバンクで、5000億円もの支援策を提示していました。しかし、それを上回る、実質7000億円もの支援策を打ち出してきたのが、このホンハイ精密工業になります。いくらシャープを傘下に入れるためとはいえ、7000億円もの資金を企業再生に投資できる企業はそうそうありません。しかも、完全にノーマークだった台湾企業です。

 

 

 

それもその筈、ホンハイ精密工業とは、世界最大のEMS(Electric Manufacturing Service)であり、年間売上高14兆円を稼ぎだす台湾最大の企業なのです。主な取引先はなんと米国のApple社であり、ホンハイ1社だけで、台湾のGDPの約3割を稼ぎ出します。台湾のベンチャー企業のようなイメージを持っている方も多いと思いますが、実は超巨大企業なのですね。

 

<ホンハイ精密工業のホームページ>

http://www.foxconn.com.tw/

 

 

 

 

傘下には、電子機器受注生産の分野において世界最大規模であるフォクスコンという企業もあります。

 

 

 

 

 

シャープはその高い技術力で、液晶を始め高品質な商品を作る技術を持っています。しかし、それを世界に広めるマーケティングのノウハウが不足していました。「職人」ではあったものの、「商人」の能力はなかったということです。ホンハイ社は、世界にそのマーケットを保有しています。すなわち、商人の能力があります。そのネットワークに、シャープの製品を乗せることができれば、シャープにとってはとても大きいメリットを享受できることとなるでしょう。ホンハイ社には、ぜひシャープの再生を成し遂げてもらいたいですね。

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