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不動産投資 事故物件リスクが怖い

私は保険での外貨運用と不動産投資については、長期的な観点で負けることがない投資として、多くのクライアントに勧めています。 

※もちろんその方の運用目標にも寄ります。

 

 

 

 

 

しかし、最初は多くの方が不動産投資には消極的です。主に、「空室リスク」、「多額の資金を借り入れするリスク」、「地震リスク」などを懸念されています。これらのリスクに関しては、以前の記事に記載しましたが、物件をしっかりと選んでいけば解決できるものです。

 

 

 

 

しかし、これらのリスクと同じくらい、懸念されているリスクとして

 

 

 

 

「事故物件リスク」

 

 

 

です。なぜか、皆さんこれを必ず懸念しています。「絶対大丈夫なんですか?」とよく聞かれますが、答えは「ノー」です。そういった事故が起こらない保証は私にはできません。

 

 

 

 

 

確かに、自分が購入した物件で、仮にそういったことが起こってしまった場合、その影響は小さくありません。家賃が大幅に下落するのは間違いなく、そもそも借り手が付かない可能性が非常に高いです。大幅に利回りが低下してしまうでしょう。

 

 

 

 

 

結論から言うと、このリスクへの対応策としては、何もありません。ただただ、そのような事件が起こらないことを祈るのみです。この話をすると、「ほら!やっぱり不動産は危ないじゃん!」となります。でも冷静に考えてください。100%大丈夫とは言えないだけで、そんなことが起こるリスクは、概算ですが0.01&くらいではないでしょうか?(公式な統計データがないので僕の予想です)ほとんどの方は、自身の周りで事故物件があるなんて話を聞いたことないハズです。このリスクが原因で不動産投資に踏み切れない方がいるとしたら、それは墜落事故を恐れて飛行機に乗れないことと同義です。飛行機が墜落したら、まず乗員全員が亡くなってしまうでしょう。それでも人々は飛行機に乗ります。なぜなら、飛行機が墜落するリスクは0.0009%であり、その可能性が極めて小さいからです。飛行機よりはるかに事故リスクが高い自動車になんかは絶対に乗れなくなりますね。不動産投資だって、全く同じだと私は思っています。

 

 

 

 

マイナス金利が導入され、2016年3月以降の市場金利が下がる見込みです。住宅ローンや自動車ローンの切り替え、もしくは住宅ローンを変動金利から固定金利へ切り替えたりする絶好のチャンスです。不動産投資においても、融資を受けるには絶好の機会と言えます。

 

 

 

 

リスクを的確に判断し、チャンスを逃さず掴んでいきたいですね。