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Financial Academia

資産運用に関する情報発信サイトです。投資・不動産・保険・経済等、金融知識を身に着けることができます。

変動金利 いつ変わる?(既に借り入れを行っている方向け)

 

当サイトの他の記事でもご紹介している通りですが、2016年1月29日、日本銀行マイナス金利の導入を決定しました。これにより、銀行預金、生命保険商品、そして各種ローン等、多方面に影響が出始めています。

 

 

銀行預金や生命保険と比べて、私たちへの影響が最も大きいのが住宅ローンです。なぜなら、単純にその借入額の大きさにあります。同じ1%でも、100万円の1%と1000万円の1%では実際の金額はそれぞれ1万、10万と、9万円もの差が生まれるのです。

 

 

今回、日銀がマイナス金利を導入したことにより、2016年3月以降の住宅ローン金利が変動金利、固定金利ともに下がることが予想されます。新規で借りる方はもちろんですが、既に借り入れを行っている方も、変動金利であれば支払額の減額が期待できます。

 

 

変動金利とは、その名前の通り、返済期間の途中であっても、市場金利に合わせて返済金利が変動するローンタイプのことを指します。銀行にとっては、市場金利が上がれば、顧客からより多くの金利を回収できます。逆に、固定金利の場合、市場金利が上がっても、顧客からは契約時に固定された金利しか回収できないため、銀行にとってはリスクです。よって、固定金利よりも変動金利の方が利率は低くなります。現在の水準で言うと、固定金利が「約1.10%」、変動金利が「約0.75%」といったところでしょう。

 

 

このサイトを読んでいただいている皆様も、おそらく変動金利で借り入れを行っている方がほとんどだと思います。変動金利で借りている方は、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思っています。

 

 

変動金利は、市場金利が変わったら「すぐに」その変化率が反映されるわけではありません。毎年2回見直しが行われ、そのタイミングは「4月」と「10月」になります。変動金利の基となる「短期プライムレート」という利率が、4月と10月に見直されるため、このようになっています。

 

 

ここからが複雑なのですが、変動金利の新しい適用レートは4月または10月に決まるのですが、それが実際に適用されるのは、それぞれ「6月」、「12月」になります。この点を勘違いされている方が非常に多いため、注意してくださいね。

※詳細に記載すると、「6月と12月の返済日の翌日から」となります。

 

 

さらに、下記のルールがあります。

 

 

1)返済額が見直されるのは「5年ごと」。それまでは、仮に金利が変わっても毎月の返済額は変わらないが、返済金額の金利部分と元金部分の内訳が変わる。

 

 

2)急激な支払額変動を防止するため、変動幅は変更前の1.25倍までとなっている。

 

 

 

以上、住宅ローンの変動金利の説明です。ご理解深めていただけたでしょうか?

 

 

現在のように金利の下落局面においては、そのままにしておき、貯蓄に励むことが奨励されます。逆に、金利の上昇局面においては、返済額に占める元金の割合が減り、金利の割合が増えるため、繰り上げ返済を積極的に行っていくことが正攻法です。もちろん、住宅ローンは非常に金利が低いので、繰り上げ返済を敢えて行わずに、他の投資に回すことも選択肢としてはアリですね。

 

 

このような知識があるかないかで、長期的に見て手元に残るお金には雲泥の差が生まれます。興味を持ったこの機会を無駄にせず、早速、変動金利について、そして住宅ローンについて調べてみてください。