Financial Academia

資産運用に関する情報発信サイトです。投資・不動産・保険・経済等、金融知識を身に着けることができます。

外国人観光客が増えるのは東京オリンピックまで?|インバウンドは継続するのか|民泊の将来性は?

私はAirbnb等の民泊ビジネスを行ってインバウンドの需要を取り込んでいますが、これを人に話すと「外国人観光客が増えるのははオリンピックまでだから止めた方がいいよ」と、本当によく言われます。これ、本当に何の根拠もロジックもない意見だと思うのですが、実に多い意見です。みなさん、これに対してどう思いますか?

スポンサーリンク
 

目次 

 

▽東京オリンピックと外国人観光客は関係ありません!

結論から言うと、「外国人観光客が増えるのは東京五輪まで―」これは都市伝説ですね。観光客の立場になって考えてほしいのですが、例えば「韓国で2020年にオリンピックがあるから2016年の今、韓国に行こう!」とはならないわけです。オリンピックにより観光客が増えるのは、普通に考えてオリンピックの開催期間中だけで、4年前の今は関係ありません。

 

▽外国人観光客が増えているのにはしっかりと理由がある。

東京オリンピックは2016年現在の観光客増加に関係なく、理由は他にあります。

スポンサーリンク
 

 

ビザの緩和

中国や東南アジア全域で、日本に来るためのビザ要件が緩和されています。これにより、単純に、今まで日本にこれなかった層も日本に来ているわけです。

 

LCCの就航

成田空港の第三ターミナルも整備され、多くのLCCが日本の国際路線に就航しています。日本旅行は、特にアジアの人々にとって非常に高価なものでしたが、航空券が非常に安くなったため、中間層が多く日本に観光に来れるようになりました。

 

円安

イギリスのブレグジットショックにより、円は大幅に円高に動きました。しかし、アベノミクス前の1ドル=70円台の時代と比べれば、現在は円安と言えます。円安により、海外から見た日本の宿泊費等の旅費が大幅に安くなりますから、当然観光客は増えるわけです。

 

 

以上、3点が日本に来る外国人観光客が増加している理由でしょう。よって、私は今後も民泊ビジネスを続けて行こうと思っています。現在は民泊物件の供給過多により、ビジネスを行うのには非常に逆境です。副業レベルで成り立つものではなく、専業で時間とお金をかけて事業を進めていかないと、他の強豪物件に勝つことはできないでしょう。しかし、逆に今を耐え抜ければ、近い将来かなり稼ぐことができると思っています。

 

いかがでしたでしょうか?ビジネスを行う上で、その周辺環境は大切です。何か事象が起きた時に、情報に流されず論理的に考え、事実を捉えることはビジネスの成功に大きく寄与します。民泊を始めとする、外国人環境客を対象とするビジネスを行っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、今後の将来性について考えてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク