Financial Academia

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<マニュライフ生命>パワーカレンシーのメリットは大きい

マニュライフ生命は非常に運用商品に強みを持つカナダに本社を置く保険会社です。日本においては、主に銀行等の金融機関への商品提供を行っています。近年は個人向けの商品の直販にも注力しており、その利回りには定評があります。本サイトでは、マニュライフ生命の年金商品である「パワーカレンシー」について、その優位性を記載します。

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※2016年2月地点

 

▽マニュライフ生命「パワーカレンシー

 (外貨建定額個人年金保険

 

 

<メリット>

1)高利回り

年利1.9%固定。現在の銀行預金金利が0.02%、そして日銀マイナス金利で最大0.001%まで下がることを考慮すれば、この1.9%が如何に高利回りであるか理解できます。

 

2)複利運用

72の法則で有名ですが、単利と複利の運用効果の違いがどれほどの効果を生み出すか、ぜひ調べてみてください。この商品は単利ではなく複利での運用が可能であり、大きな運用成果を将来的に享受することができます。

 

3)米ドル建て

資産運用に通貨分散が大切であることは言うまでもありません。日本円を外貨に変え、運用することのできる商品は日本においては非常に貴重です。

 

4)運用ターゲットを設定

運用は必ず目標を持って行うべきです。この商品においては、その目標値まで運用が達すれば、自動的に決済し、その目標額を円建てにて確保することができます。120%、130%、140%、というように、運用の利回りターゲットを指定していきます。

※為替差益を含んだ利益です。

 

 

 

次にデメリットを見ていきましょう。

 

 

<デメリット>

1)為替レートが固定される

積立型の運用と違い、一時にまとまった金額を払い込み、運用する形になります。すなわち、契約するのがいつになるのか、さらに言えば振り込み日がいつになるのかにより、ドル換算した金額が大きく異なってしまうということです。現在を円高水準と見るのであれば、これはプラスに作用しますが、逆に現在を円安水準と見るのであれば、これはマイナスに作用してしまいます。

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2)最低払い込み保険料「500万円」

この保険商品で資金を運用するにあたり、最低出資金額は500万円になります。ターゲット層がシニア層であり、かつ運用商品なので、一人ひとりのお客様から小口で資金を集めていては、保険会社としてはビジネスになりません。そのため、このような高額な価格設定となっています。

 

 

3)10年間の据え置き期間

年金商品ですので、基本的に長期運用となります。具体的には、10年間です。最初に払い込む金額が大きいので、向こう10年間のキャッシュフローをしっかりと計算し、あくまで余裕資金で行うことが好ましいでしょう。10年以内でも解約することは可能ですが、解約控除がかかってしまい、ドル円為替レートにも寄りますが、元本割れの可能性が高まります。

 

 

 

以上、マニュライフ生命の「パワーカレンシー」についての解説になります。資産を多く保有する芸能人等にも、この商品で老後資金を運用している方は多いと内部関係者より聞きました。それはあくまで参考情報ですが、このように商品の中身を分解し、詳細を見ても、低金利の現代においてはお宝保険商品だと言えるでしょう。あまりCMも広告も出さない会社なので、この商品の存在を知る方がいないのはとても残念なのですが、このサイトに来ていただいた方にはぜひ契約していただきたいですね。

 

 

※マニュライフ生命の別商品「こだわり個人年金」についても、別ページにて解説しています。個人的に、パワーカレンシーよりも良い商品だと思っています。

financial-planning.hatenablog.com

 

経済を正しく理解できれば、正しい金融商品が選べます。ぜひ、良い資産運用をしてくださいね。

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