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フィリピン大統領選 経済成長は維持できるのか?

経済

フィリピン大統領の投開票が行われ、現ダバオ市市長のドゥテルテ氏が次期大統領として決定されました。アメリカ大統領選挙のニュースにかき消されてあまり報道されておりませんでしたが、東南アジアの今後の経済発展に大きな影響を与えることになりそうです。

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ドゥテルテ氏は、その過激な思考・発言で有名です。「犯罪者は殺して魚のエサにする」等、とにかく犯罪者に対して厳しい政策をダバオ市では行っておりました。「政策」というより、ただの暴走に近い形ですが…。様々なニュース媒体では「フィリピン版ドナルド・トランプ」とまで言われていますね。しかし、結果として、その治安の悪さから「殺人都市」とまで言われたダバオは、デュテルテ氏の政治により、今ではフィリピン一安全な都市とまで言われています。恐怖政治ではありますが、確かに、罪のない人が殺される続ける街であるよりは、とても良い形な気もしますね。また、その背景にはデュテルテ氏が保有していると言われている「私的暗殺組織」があります。この組織は、「犯罪者を水面下で殺害していく」という目的のためだけに作られた組織です。ダバオでは、犯罪者の親族は当事者に「絶対に刑務所から出てきてはダメ」と言うようです。それは、出所したところでデュテルテ氏の暗殺部隊により殺されてしまうから。
 
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彼が治安の改善のために大きな成果を残したのは事実であり、国民がそれを望んでいることもまた事実です。しかし、デュテルテ氏の外交手腕や政治手腕については未知数であり、そこを不安視する声が多いですね。フィリピンの株式マーケットも、デュテルテ氏の当選が決まった直後、いったん下げに転じ、その不安心理を表しました。現職のアキノ大統領は、GDP成長率6%と、フィリピンの高い経済成長を下支えしました。そのために、日本を含む諸外国との良好な関係性を構築し、ODA等の援助資金を国外からフィリピン国内へと引いてきた等の実績があります。同じことをデュテルテ氏ができるのか?フィリピンは公用語が英語であり、BPO(Business process outsourcing)産業も非常に盛んです。そういった強みを活かして、東南アジア2位という現在の高い経済成長を今後も続けていくことができるよう、今後に期待です。
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