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結局、投資って何が一番いいんだろうか?|事業投資の可能性

大学卒業後、新卒で保険会社に入社し、それからというものずっと金融や不動産に関わって仕事をしています。今はその幅を海外にも広げ、今はこの記事をフィリピン・マニラにて書いています。

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そんな僕ですが、最近、日経新聞やロイター、ブルームバーグなどのニュース媒体を見ていて、

 

「結局、投資って何が一番いいんだろうか?」

 

と純粋に思います。今でいえば海外ETFが良いとか、金を買った方が良いとか、外貨建ての商品が良いとか・・・別の人に聞けば不動産が良いだとか、またある人に聞けば自分でトレードするのが一番良いだとか。私はそういった思いを持つ方へのコンサルティングもしているので、本来こんなことを言ってはダメなのですが、知識が身につけば身につくほど、何が正解なのかはわからなくなります。

 

 

もちろん、自分なりの正解は持っています。しかし、そのやり方は国内不動産と海外ビジネスを組み合わせた特殊なモデルで、従来の伝統的な手法(株、債券、為替、投資信託等)とは異なります。僕も、「自分のやり方が100%合っていると保証できるか?」と聞かれれば、100%ではありません。しかし、従来の金融投資って本当に難しいなって素直に、最近になって強く思うのです。

 

 

昨年のチャイナショック、年初の中国PMI指標悪化をきっかけとする大きな下げ、そして6月のブレグジットショックと、相場の大きな動きが最近は連続して起こっています。日経平均やNYダウ、ドイツDAX指標も複雑な動きとなり、相関性のない動きとなっています。この中で、ヘッジファンドのような投資のプロ集団ですら、マイナス運用となっているケースが本当に多いのです。

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正直にいって、これら従来の金融投資で仮に勝てたところで、人生が変わるほどの大きなリターンを出せるケースなどほとんどありません。結局は、「ちょっとしたお小遣いを作る」の域を出ないのです。そのちょっとしたお小遣いのために、株価の上下に一喜一憂し、とある国の指標発表に泣き、少なくない時間を取られ、あげく負ければ損失は大きい・・・こんなのおかしいんじゃないか?何のために投資するんだ?って思うのです。「コツコツと利益を積み上げていけば、いずれ大きな資産になる」と皆言いますが、

 

「その前に必ず大負けする」

 

と強く言いたいですね。負けない自信があるのなら、ヘッジファンドトレーダーになれば良いのです。

 

 

そんなこんなで、最近になって僕の金融マーケットへの関心がどんどん薄れてきました。といっても、毎日朝7時に世界の株価、債券利回り、為替、コモディティの確認は欠かさずしていますし、チャンスがあれば攻めます。ただ、今は従来の投資というよりは、優良なビジネス案件を投資商品化する、すなわち「事業投資」が僕の軸となってきました。事業投資はすごいですよ。金融や不動産では成しえないリターンが発生しますので。これはビジネスオーナーとしての利回りですが、年利で100%、200%、なんてのはビジネスの世界では普通です。もちろん、それは自分の身体や知識、時間をフル動員しているからなんですけどね。お金出すだけでも、案件に寄りますが年利20%とかでしょうか。

 

 

個人的見解として、国内不動産投資は安定収益の柱としてまだ使えますが、従来の金融投資は本当に遊び感覚でやるべきだなと思っています。純資産の約1割程度の運用額が好ましいでしょうか?

 

 

皆さんは従来の金融投資にどうお考えでしょうか?ぜひお聞かせくださいm(__)m

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