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虎ノ門が国際新都心に!?今後の将来性・不動産価格は?

2022年度を目途に、虎ノ門が再開発されます。ビジネス、住宅、レジャー施設のすべてが集積する巨大都市です。目指す姿は「国際新都心」―まさに、アジアの中心へと姿を変えていきます。

 

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現在東京オリンピック、そしてその後の東京の発展に向けて、品川や渋谷、中野、そして臨海地域と、東京各地で同時に再開発が進められています。そこに、虎ノ門がジョインした形です。今回再開発を進めるのは森ビルです。下記に、今回の虎ノ門再開発のポイントを記載します。

 

 

1)日比谷線に虎ノ門新駅

東京メトロ日比谷線に虎ノ門新駅が完成します。これにより、虎ノ門ヒルズは地下鉄直結となり、利便性の更なる向上が図られます。

 

2)虎ノ門ヒルズを中心に開発

現在すでに営業を行っている虎ノ門ヒルズを中心に開発を進めていきます。

 

3)虎ノ門の強みはその好立地

虎ノ門は山手線の内側、かつ霞が関や丸ノ内も近く、ビジネスの拠点としては非常に良い立地です。現在、既に虎ノ門にある企業の半数が外資系企業であり、外資系企業が集まるヘッドクォーターとして今後発展が見込まれています。予測では、今後3~4万人の人々が虎ノ門で働くとされています。

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4)臨海地域までのアクセス

東京オリンピックに向けて新バスターミナルが虎ノ門に新設されます。これにより、都心と臨海地域のアクセスが大幅に改善し、オリンピックは勿論、その後の交通インフラとして存続する予定です。

 

バスの種類はBRDと呼ばれる、全長18メートルにも及ぶ大型バスです。通常のバスの1.5倍の乗客を乗せることが可能で、バス業界の課題である「運転手不足」と「運転手の高齢化」の2つを解決する狙いです。バスの保有台数や運行本数を減らすこともでき、バス事業者にとってもメリットは大きいと言えるでしょう。

 

 

 

これらの再開発による資金は融資資金にて補いますが、日銀マイナス金利政策による借入金利の低下により、このような再開発を手掛ける事業者にとってはかつてないほどの追い風となっています。

 

 

不動産価格についてはどうでしょうか?現在オリンピック需要で豊洲などの臨海地域における不動産は海外投資家を中心に買われ、不動産価格が上昇しています。今回の森ビルによる再開発により、虎ノ門地域の住宅、商業物件価格はもう一段上昇していくでしょう。

 

 

私は以前から公言しているのですが、やはり東京の不動産は「買い」だと思っています。文頭でも記載しましたが、これほど様々な場所で同時に開発が進んでいるのは、世界の先進国では日本だけではないでしょうか?日本は衰退するかもしれませんが、「東京」という国際都市は、今後更なる発展が見込めるでしょう。

 

 

東京オリンピックでの成功、そしてその後の東京という国際都市の確立、発展に向けて、政府や民間の都市開発には今後も期待していきたいですね。

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