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サラリーマン社会に疑問を持とう|人生はどう過ごすべきかを真剣に考える

先日、就職活動中の大学生と話す機会がありました。私が就職活動をしていたのは2010年。2008年のリーマンショックの影響で採用市場は不況の真っただ中であり、非常に苦戦した世代であります。今年の採用市場は売り手市場であり、学生の就職内定率も非常に高いようですね。しかし、当時の私もそうでしたが、学生の企業に対する見方には疑問を感じざるを得ません。

 

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▽なぜ自ら進んで人の「奴隷」になる必要があるか?

企業に就職するとは、「誰かの下で働く」ということ。日本の教育は、「良い大学に入って、大企業に就職すること」を王道とする傾向がありますが、なぜゴールがサラリーマンなのでしょうか?学生と話をしていると、「長く安定して働ける会社が良い」、「福利厚生が充実している会社が良い」という話が出てきます。彼らの話は常に受け身であり、「会社に養ってもらうこと」を前提としている思考回路です。これに、私は強く疑問をいただきます。

 

当たり前であり、良く言われることでありますが、人生は泣いても笑っても一度きりです。この世に生を預かった以上、その人生を充実したものにすることは、誰にでも共通したゴールだと思っています(自分の人生を不満足にすることを目標とする人はいないですからね)。人生の充実を目標とするのであれば、なぜ自ら進んでやりたいことをやろうとしないのか?なぜ「会社に養ってもらうこと」をゴールに見据えるのか?会社に就職するということは、会社の奴隷になることと同じです。たいていの会社ではサービス残業が常態化し、給料も上がりません。自腹で営業成績に貢献することだって、多くの企業で存在しています。従業員など、会社の利益のための「駒」に過ぎないのです。しかし、これは資本主義社会では正常なことであり、企業自体が悪いわけではありません。悪いのは、資本主義はそういうものだと理解していながら、「企業人(サラリーマン)」になってしまうそれぞれの人間です。

 

 

▽サラリーマンで人生を終わらせるな!

もちろん、サラリーマン自体を否定するわけではありません。私も金融機関での5年間の勤務を通して、世の中のお金の回り方や、ビジネスの仕組み、マナーに至るまで、多くのことを学ぶことができました。そのおかげで、今の私があります。しかし、ずっとサラリーマンである人生は、人間の本質ではないと思うのです。毎朝ロボットのように朝9時には出社し、夜遅くまでサービス残業。休みは会社に指定された日しか休むことはできず、人間の生活の本質でもある「家族との時間」が取れるのは週にたった2日。そして何より怖いのは、実質それを40年以上も続けなければならないこと。大学を卒業して、気付いたら65歳の定年です。その間の40年以上に渡り、毎日の時間は企業に管理され、自由を奪われるのです。こんなのは人間が本来送るべき生活ではありません。

 

▽人間として本質的な生活を送ろう

好きな時に好きな人と好きなことができる人生が最も幸せであることは言うまでもありません。皆、そうですよね?ボランティアしたければそうすれば良いし、家族と過ごしたければそうすれば良い、親孝行だっていつでもできる。それが幸せな人生です。例外はありません。それであれば、サラリーマンになって定年まで働くなんてのはあり得ない選択肢になります。ですから、「長く働ける会社」とか「福利厚生が良い会社」、「給料が良い会社」なんていう小さなことを気にして今後のキャリアを考えるべきではありません。会社を見るときに最も見るべきポイントは、「求める知識・スキルが身につくかどうか」、「どういった人脈がそこにあるのか」、ということです。会社への就職など、自分の今後のキャリアの踏み台にしか過ぎません。

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▽独立して生きることを一度は目標にする

人間として本質的な人生を送るために避けて通ることができないのが、「独立」です。独立とは、会社に属さずに生活すること。その形は様々であり、起業しても良いし、フリーランスでも良い、自給自足生活でも良いです。とにかく、会社の枠を出なければ本質的な人生を送ることはできません。もちろん、簡単な道ではなく、非常に困難な道であることは承知しています。しかし、だからといってこれを目指さずに人生を諦めるのは何とも勿体ないことです。今はインターネットの発達により、誰でもリスクなく企業やフリーランスとしての活動ができるようになりました。せっかくこの時代に生きているのですから、それは絶対に活用すべきです。

 

私は、(自分でいうのもなんですが)誰もが羨むような大企業を20代半ばで退職し、今はフリーで生活しています。本質的な人生を送るため、私が選らんだ道は「金融のプロ」になること。2020年に完全に自由な状態になることを目標とし、ビジネスを興しています。ぜひ、皆さんも、よりよい人生を生きるために、上記のことを考えてみていただければと思っています。

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